【2021年9月】
環境省では「第13次鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施する
ため基本的な指針(案)」を策定するため、パプリックコメントを実施し
ました。
私は保護団体として、第7次の計画(1992年)から関わり、日本野鳥の会と
足並みをそろえて5年ごとに改定、意見提出を行ってきました。
愛玩飼養が4種(メジロ、ホオジロ・ウソ・マヒワ)からメジロのみとなり
現在では認められなくなりました。あらゆる保護団体とともに足並みをそろ
えて強く要望したことが功を奏したと思っています。無論、
行政からも絶大な協力を得て、京都府では他府県よりも早く2007年から全て
の野鳥の愛玩飼養を廃止しています。
さて、来年の4/1から第13次の計画が策定され鳥獣保護事業が進められます。
今年実施されたパプリックコメントでは、(財)日本野鳥の会の協力を得て、
採用、不採用は別にして下記について2件の意見提出を行いました。(密対連)
・高齢者等のための飼養について、
・捕獲許可対象者(高齢者等)は捕獲を他人に依頼することが出来る(代理人)。
代理で捕獲する者が可能な野鳥はメジロ。
意見書
2021年8月30日京都府知事 西脇 隆俊 様
(公益財団法人)日本鳥類保護連盟
代表 高桑 進
京都府に「北山エリア整備基本計画」(府立植物園に関わる)の見直しを求めます。
私たち(公益財団法人)日本鳥類保護連盟京都は、以下の理由で北山エリア整備基本計画(2020年12月に策定))計画の見直しを求めます。
〇 北山通り側の植物園敷地内での商業施設建設の見直し。
理由;ここには、絶滅危惧植物保全温室、絶滅危惧種園、中国植物園、四季彩の丘、つばき園、さくら品種見本園など貴重な施設があり、植物園の機能を損なう計画に反対します。〇 イベントを目的とした大芝生地への野外ステージ設置の見直し。
理由;ここはすでに利用者により十分に活用されておりこのような施設は不要です。
私たちは、この整備計画について上記のことを要望致します。