日本鳥類保護連盟 京都と交流のある宇多野ユースホステルさんからのお知らせです。
里山学研究センター研究員である高桑進(日本鳥類保護連盟 京都会長, 京都女子大学名誉教授)が,2022年6月10日に野生生物保護功労者として環境大臣賞を受賞されました、それを祝しまして記念講演会を開催いたします。 開催はオンライン形式とさせていただきます.参加希望の方は以下にある申し込みフォームのリンクから登録をお願いします.登録いただいたメールアドレスに後日,会場のリンクを送らせていただきます。
日時:2022年 9月 24日 14時~15時50分 会場:Zoom ミーティング
申し込みフォーム:https://forms.office.com/r/aaFw84L32H
高桑 進 (理学博士) 京都女子大学名誉教授 / 龍谷大学里山学研究センター研究員
問い合わせ先:龍谷大学里山学研究センター事務局
E-mail:satoyamagaku@ad.ryukoku.ac.jp
※申し込みの締め切りは,2022年9月23日15時まで。
事務局より 「皆で守る京都の自然」発行者:京都府自然環境保全課16ページの漫画で読みやすいです、30部あります。 欲しい方は 連盟京都事務所 075-864-0777 事務局 090-1898-7062 迄・・
ヤマガラとエゴノキ 他 2021年12月 京都市立植物園において 三宅 慶一さんご提供によるPDF紹介です
ヤマガラとエゴノキ 他高病原性鳥インフルエンザに係る 対応レベルの引き上げについて(通知)
【抜粋】2021年11月11日、環境省の通達により、韓国でオシドリから高病原性鳥インフルエンザ(H5NI亜型)が確認されました。よって全国の対応レベルを「対応レベル2」に引き上げられました。
野鳥の接し方について
○同じ場所でたくさんの野鳥などが死亡している場合には、お近くの都道府県や市町村役場にご連絡下さい。
○死亡した野鳥など野生動物の死亡個体など片付ける際には、素手で直接触らず、使い捨て手袋などを使用して下さい。
○日常生活において野鳥など野生動物の排泄物等に触れた後には、手洗いと、うがいしていただければ、過度に心配する必要はありません。
○野鳥の糞が靴の裏や車両につくことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれる恐れがありますので、野鳥に近づきすぎないようにして下さい。特に
靴で糞を踏まないよう十分注意して、必要に応じて消毒を行って下さい。
○不必要に野鳥を追い立てたり、捕まえようとするのは避けて下さい。
○鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では、ヒトに感染しないと考えられています。正しい情報に基づいた、冷静な行動をお願いいたします。
<検査を実施する死亡野鳥の基準・対応レベル2>府下で観察できそうな鳥
①検査優先種1(18種)死亡野鳥1羽から対応
コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、オオタカ、ノスル、ハヤブサ
②検査優先種(9種)死亡野鳥2羽から対応
マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ、オジロワシ、オオワシ、クマタカ、フクロウ
③カラス、スズメ、ハト等、その他の野鳥
<係機関連絡先>
・近畿地方環境事務所野生生物課
・京都農林水産部農林進行課
・京都林務事務所林務課
・京都府内の各広域振興局・推進課迄御連絡下さい。
なお、電話番号は連盟京都事務局(075-864-0777)までお問い合わせ下さい。
好天に恵まれて11月7日、連盟京都は柊野堰堤から御薗橋間の清掃を行いました。
多くの団体がそれぞれの区域のゴミを拾いより美しい鴨川に変身しました。カワアイサもいます。一度歩いてみて下さい。
予てより「鴨川を美しくする会」の呼びかけによるもので、私たちが常々観察会等を催している川が美しくなりました。参加された多くの方々に感謝申し上げます。
今年2021年もカレンダー販売の季節になりました。お歳暮やプレゼントにもいかがでしょう?
ご注文はメール又はFAXでお願い致します。 販売終了しました
2022年のカレンダーと一緒に振込用紙を入れさせていただきます。
①お名前 お電話番号 ②送付先③1本1.300円(_)本申し込みます。
④送料:1本/400円2本以上の場合、重さによって多少送料がかわります。
⑤取り置き希望( )本
⑥郵送希望( )本 ⑦送料 1本:500円、2本:600円 3本:600円
をご記入の上 申込先:FAX075-864-0777 e-mail k-naka@sd6.so-net.ne.jp まで
順次新ページのコンテンツに移動していきますが、過去の記事・画像は旧HPに飛びます。
日本鳥類保護連盟京都は、以下の理由で北山エリア整備基本計画(2020 年 12 月に策定)計画の見直しを求めます。
2021 年 8 月 30 日
京都府知事 西脇 隆俊 様
(公益財団法人)日本鳥類保護連盟
代表 高桑 進
意見書
京都府に「北山エリア整備基本計画」(府立植物園に関わる)の見直しを求めます。
私たち(公益財団法人)日本鳥類保護連盟京都は、以下の理由で北山エリア整備基本計画
(2020 年 12 月に策定))計画の見直しを求めます。
〇 北山通り側の植物園敷地内での商業施設建設の見直し。
理由;ここには、絶滅危惧植物保全温室、絶滅危惧種園、中国植物園、四季彩の丘、つば
き園、さくら品種見本園など貴重な施設があり、植物園の機能を損なう計画に反対します。
〇 イベントを目的とした大芝生地への野外ステージ設置の見直し。
理由;ここはすでに利用者により十分に活用されておりこのような施設は不要です。
私たちは、この整備計画について上記のことを要望致します。
「事務局つうしん」
みなさま、世間ではコロナ一色、いかがお過ごしでしょう?
先日、鴨川を歩いていたら、何と、最近では見られなくなっ
ていた筈のゴイサギがいるではありませんか?
三条から四条の右岸側に・・
一心不乱で流れ来る水の中から魚を狙っていました。
話変わって、小さくなった事務所もそれなりに完成し、
時々訪れてくださる方々と楽しい時間を過ごしています。
写真のように蔦がきれいな色を披露し、窓際には事務所長の
トキちゃんがおり、入り口にはいつものようにトトロがお客
様をお迎えしています。
そして連盟京都の事務局机の下にはいつものように三毛猫の
中村サクラ(17歳)が寝ています。それでは皆様もご機嫌
宜しくお過ごしください。
なかむら けいこ・文 くにす あきこ・絵
鳴き合わせ会は江戸時代頃から頻繁に行なわれるようになつたと聞きます。春、岬鳥(野鳥)の ヒナたちが巣立つころ、山や林から美 しい囀 りが聞こえてきます。密猟者はその頃を狙 つて、かすみ網や トリモチ、落としかごなどを使 つてメジロを捕 ります。鳴き合わせ会は今でも西 日本に多く根づいており、特に四国、九州では盛んに行われています。
この絵本が、一人でも多くの方々の目にふれ (特 に子どもたち)、一日も早く密猟 (鳴き合わせ会)がなくなることを祈 りつつ……。
お問い合わせは 連盟京都事務所 075-864-0777 事務局 090-1898-7062 迄 AMAZONでも販売中
2019年11月3日(日)府民交流フェスタin京都府立植物園
2019年5月25日(土)呉竹文化センターにて 特別講演会 アホウドリ50羽から5000羽へ
高病原性鳥インフルエンザに係る野鳥サーベイランスの対応レベルの引き上げ通知
過去の記事はこちら (ホームページ開設から2018年1月まで)
2019年11月3日(日)府民交流フェスタ in 京都府立植物園 「あすのkyoto・地域創生フェスタ」については、今年度から「府民交流フェスタ」に名称が変わりました、連盟京都も出店しております(京都府立植物園 大芝生地にて)
※入園無料(当日は、特別に無料開園となります。温室・駐車場は有料です)
会場へのアクセス:京都府立植物園ホームページ
今年もカレンダー販売の季節になりました,ご注文はメール又はFAXでお願いします。
お送りするカレンダーに振込用紙を入れさせていただきます。 販売終了しました。
申込先:fax 075-864-7830 e-mail k-naka@sd6.so-net.ne.jp
2019年4月19日
京都府建設交通部河川課
京都府京都土木事務所
その他関係各位
(公財)日本鳥類保護連盟 京都
会長 高桑 進
京都市右京区常盤御池町
野鳥からのお願い
日本では5月10日から16日までを「愛鳥週間 BIRD WEEK」と定めています。
鴨川の除草に関して、常に50cm刈り残すなどのご配慮に感謝するとともに、平素は野鳥を取り巻く環境を守る活動にご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。さて、「野鳥は環境のバロメーター」といわれますように、野鳥がすめなくなった環境には、やがては人も住みづらくなると心配されています。そこで、当会から工事や草刈りに際してのお願いがあります。
3月から6月頃には、京都府準絶滅危惧種のカイツブリやイカルチドリ、イソシギなど貴重な野鳥たちが繁殖期に入るため、河川整備は(浚渫や中洲の除去など)、原則避けていただきたいのです。(別紙2015年京都府レッドデータブック参照)
また、10月頃になると冬鳥のカモたちが北の国から帰ってきます。鳥たちにとって、命をつなぐ餌となる中洲や寄洲の草はなくてはなりません。この時期に残しておいてやるために、除草は7月~9月頃に実施していただけると、影響は少ないと考えます。そして、カモたちが北の国へ旅立つ3月頃まで、草を残しておいてほしいのです。また、水鳥の繁殖については、大雨が降ったらヒナは流されてしまい命を失うという悲惨な結果を招くことになります。
参考
❖浚渫や除草作業で野鳥への影響が最も少ない時期・・7月頃から9月頃まで
❖鴨川にすんでいる野鳥の繁殖期・・・・・・・・・・3月頃から6月中旬頃まで
❖草を刈らないでほしい時期・・・・・・・・・・・・9月後半から3月頃まで
アホウドリ50羽から5000羽へ
◎2月23日(土)市民参加型 「カモン!カモ調査」「かもがわ塾」クリックで詳細チラシPDFが開きます。
9:00~ 「カモン!カモ調査」(小雨決行)
各区間毎 左岸河川敷(東南)集合
鴨川鳥獣保護区を3キロ毎に区切り、
各区間のカモ類生息数調査を実施
A区間:柊野堰堤~上賀茂橋 (担当:西井、中村)
B区間:上賀茂橋~賀茂大橋 (担当:山本、吉田)
C区間:賀茂大橋~四条大橋 (担当:梶田、辻本)
D区間:四条大橋~JR加茂川橋(担当:八木、高桑)
E区間:JR加茂川橋~近鉄橋 (担当:山副、三木)
F区間:近鉄橋~京川橋 (担当:大久保、梶浦)
(※市民参加はC区間 鴨川デルタ)
14:00~16:00 「かもがわ塾」 京都土木事務所
パネリスト:宮本博司氏・山本哲氏
進行:梶田学
ごあいさつ
この度、連盟京都の発足に際し、会長を担わせていただくことになった高桑と申します。
自然保護を目指しながら活動する組織の一員として精一杯頑張っていきたいと思っています。
自然を守るためには、一人でも多くの方々のお力添えが必要ですので、活動へのご理解、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
常日頃から、21世紀を生きていく子どもたちに対し、日本の生物多様性のことを理解して欲しいと願っています。生物多様性とは、一定の地域(面積)に生育する生き物の種類数が多い時、はじめて生物多様性が高いといいます。したがってどの地域を選ぶかで、生物多様性が違ってきます。日本列島は、亜寒帯から亜熱帯を含んだ豊かな自然環境にめぐまれ、その中には多くの植物や動物が存在し、630種あまりの野鳥が確認されています。
1.環境学習は子どもから・・・
小学生はもちろんですが、幼稚園や保育園の子どもたちにも、生き物に対する正しい知識を身につけてほしいと思っています。そのためには、身近な環境(近くの空き地や公園、河川敷等)に、どのような生き物がいるか、生き物マップを作ったりするのも良いかも知れません。
2.自然観察は親子一緒に・・・
親子で生き物に触れ合うことから会話が生まれ、いっそう生き物に対する興味がわいてくるのではないでしょうか。同時に、自然の中では『自分の身は自分で守る』という自覚をもたせることも忘れないでおきましょう。
3.誰もが取り組める環境教育プログラム作り・・・
自然観察にとどまらず、生物多様性について理解を深めるには、命について学ぶ必要があるとおもいます。つまり、草花、虫、野鳥等の名前を覚えるだけの観察会なら、知識偏重の勉強会になってしまいそうです。そうではなくて「この草を食べるのはこの虫、この虫を食べるのはこの鳥、野鳥には肉食や草食もいるよ」といふうに命のつながり(自然の循環)を教えることが必要ではないでしょうか。
また、将来の地球のことを考えてみるとき、「今、何をしたらいいのかな?」』と、子ども自身に考えさせることが大切なのではないでしょうか。そのためには、まず、子どもたちが生活している校区に、はたしてどれほどの生き物がすんでいるかを調べるようなプロジェクトを進めることが望ましいと考えます。そこで見つかった多くの生き物が、今後もずっと生きてゆくためにはどのような環境づくりが必要なのかを、子どもたちに考えさせることが、生態系の大切さを知るきっかけになると思います。アイデアを活かしながら新しい視点から見た環境教育プログラムを作るべきではないかと考えています。
2015年10月4日
公益財団法人 日本鳥類保護連盟京都 会長 高桑 進
高病原性鳥インフルエンザに係る野鳥サーベイランスの対応レベルの引き上げ通知
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室長から、対応レベルの引き上げにつて通知がありました。
今般、韓国当局及び国際獣疫事務局の情報から、韓国全羅南道羅州市及び康津郡のアヒル農場において、高病元性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生が確認されました。
このことを踏まえ、国内では本格的な冬鳥の飛来シーズンを迎えることから、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、現在実施している野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを「2」に引き上げます。
※府HPにおける対応レベル等の変更
http://www.pref.kyoto.jp/shinrinhozen/1289265501151.html
京都府レッドデータブック情報 が更新されました。
(最新)京都府改訂版レッドリスト http://www.pref.kyoto.jp/kankyo_red/news/index.html